痛風の初期症状

【知識】痛風の初期症状について

痛風の初期症状

急性関節炎

足のつま先に何とも言えない違和感がある・・・と、思ったら突然の激痛。

 

これは痛風のよくある初期症状です。

 

痛風は尿酸の蓄積が原因で発症する病気で、一度かかると基本的には一生付き合っていかなければならない存在です。

 

そのため、実際に発症する前にその前兆をキャッチして、取り返しがつかなくなる前に素早く対処することが肝要です。

 

ここでは痛風に関するよくある初期症状について解説していきます。

 

 

急性関節炎

 

ある日、足の付け根の関節がいきなり赤く腫れあがって激しい痛みを催すものです。痛風発作という呼び名の方が有名でしょうか。

 

一応、足首・くるぶし・指関節などに症状が出る場合もありますが、殆どは足の親指の付け根に症状が現れます。

 

その痛みは実際に急性関節炎を体験した人曰く「突然骨が折れたのかと思った」というほど。

 

私も痛風との出会いはこの急性関節炎でしたが、なった時は突然の痛みと驚きでもう何が何だか分からずパニック状態でしたね。

 

関節の腫れ・変形

 

これは患部が真っ赤に赤く染まって腫れあがったり、熱を伴った炎症のことを指します。

 

こちらは急性関節炎とは異なり、何の心当たりもなく突然、自分の体に変化が出るので多くの方は何かの病気を疑ってすぐに病院に駆け込みます。

 

痛風結節

 

体の関節以外の皮下・筋肉、更には耳たぶの上といった分かりにくい小さなコブやシコリが出現します。

 

これは痛風結石といい、体内に蓄積された尿酸が上手く排出されなかったせいで。結晶体になって体に現れたものです。

 

これの厄介なところは本人は痛風結節の症状が出ていても気付かないケースが少なくないこと。

 

自分の家族の中で見たことの無いこぶやしこりが出来ている人がいたら、積極的にその理由を聞いてあげたいですね。

 

腎障害

 

痛風になると体内の内臓機能にも大きな影響が現れ、肥満高脂血症・糖尿病・高血圧症といった様々な合併症を発症しやすくなります。

 

中にはこれらの病気を診断されて初めて自分が痛風だったと気付く人もいるほどです。

 

 

 

 

 

痛風は一般的に激しい痛みを伴う病気ですが、例外的に痛みが少ないもの・ほとんどしないものも存在します。

 

また、痛風はその初期症状も数日経てば収まるケースが多いので、それで治ったと勘違いしてしまう人も少なくありません。

 

しかし、そこで安心してしまって対処を怠ると症状は自分の目に見えない体の中で加速度的に悪化していきます。

 

少しでも「痛風かな?」と思うような症状に見舞われたら、遠慮せずにお医者さんに診てもらうことが大事ですね。

 

 

自分が痛風かどうかを調べる方法

 

 

痛風に近い症状が出たらお医者さんに診てもらうのが一番ですが、仕事や日々の生活に追われて医者に行く時間もない、という人は多いと思います。

 

それに世の中には痛風に似た病気も沢山あります。

 

そこで、ここでは自分が痛風かどうか簡単に見分ける方法について書きたいと思います。

 

 

痛風は発作中の関節の中に尿酸の決勝があることが証明されれば100%診断が確定します。

 

とはいっても、症状としては特徴的な病気に分類されるので、実際は状況証拠だけで十分に診断が可能です。

 

以下に痛風の診断基準を記してみたので、自分が痛風かどうか心配な人は一度チェックしてみてください。

 

 

  1. 二回以上の急性関節炎を経験したことがある
  2. 症状が出てから24時間以内に炎症がピークに達する
  3. 一か所だけ関節炎である
  4. 関節が赤くなる
  5. 足の親指の付け根の関節に激しい痛みがある、もしくは腫れあがる
  6. 両足ではなく片足だけの親指の付け根の関節の発作である
  7. 片足だけの親指意外の関節の発作である
  8. 痛風結節(痛風による発疹)、もしくは痛風結節と考えられる結節がある
  9. 血液検査で尿酸値が高い
  10. X線写真を撮ると腫れの影響で右足と左足に差があるのが分かる
  11. 発作が起きても7〜10日ほどで収まる

 

 

いかがでしょうか?

 

この11項目のうち、6つ以上が当てはまれば95%以上の確率で痛風であると考えていいでしょう。

 

 

逆に、当てはまる項目が5つ以下であれば意外にも痛風では無い可能性もあるということです。

 

 

痛風と間違えやすい病気については別ページで紹介するので、このチェック項目でどうやら自分は痛風ではなさそうだ、と思った人はそちらを参照してみてください。



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