尿酸値が上がると痛風になる

尿酸値の上昇は危険信号!人が痛風になるまでの過程

尿酸値が上がると痛風になる

痛風発作

 

尿酸値の上昇が通不の原因であることはこちらのページ(尿酸について)で説明しました。

 

痛風は尿酸というゴミの処理である排泄が上手くいかなくなるか、または尿酸が身体の中で作られすぎるかが原因で起きます。

 

これらが起きると尿酸はどんどん溜まり血液中の尿酸濃度は高くなります。

 

更に、ある濃さ以上になると尿酸は血液に溶けなくなります。

 

この溶けなくなった尿酸はナトリウムと結合して尿酸ナトリウム塩(尿酸塩)を作り、結晶になります。

 

 

つまり、液体から個体になるのです。

 

 

そして尿酸の濃度が高い状態が続くと尿酸塩の結晶は関節の内面に沈着していきますが、白血球はその尿酸塩の結晶を異物と判断して食べようとします。

 

この反応は人間の体に備わった防御反応なのですが、その際に白血球が萌出する活性酸素やプロスタグランジンという物質が毛細血管を拡張させて赤みや腫れ、更には激痛を伴う炎症を引き起こしてしまいます。

 

 

このように尿酸値が溜まることで発作が勃発しますが、注意が必要なのは尿酸塩は他の臓器にも溜まるという点です。

 

中でも肝臓は尿酸が溜まりやすく、痛風発作のある人は腎機能に注意が必要です。腎障害はこの尿酸が溜まってしまうことで発生するからです。

 

腎障害ばかりではありません。

 

他にも心筋梗塞・脳血管障害などの生命を脅かす重病を併発する割合も高くなることが分かっています。

 

 

つまり痛風発作の激痛は他の深刻な病気が進行してしまう前に尿酸が溜まっているということを伝える黄色信号だということがいえます。

 

ここで特に意識したいのは痛風発作そのものではなく、高尿酸血症が痛風の原因になっている、という点です。

 

高尿酸血症は糖尿病と同様に生活習慣病として全身の代謝異常と捉えなければなりません。

 

 

糖尿病の人が食事に注意して必要に応じて治療をしなければ他の深刻な病気になって取り返しが付かなくなるのと同様に、高尿酸血症も生活習慣病と捉えて真剣に対峙しなければならないんですね。



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