痛風の6・7・8ルール

【豆知識】痛風の6・7・8ルール

痛風の6・7・8ルール

 

痛風患者最大の関心ごとといえば禁酒すべきか、するのであればどのくらい控えるべきか、という点だと思います。

 

このページでは尿酸値について説明していきます。

 

そもそも痛風とは尿酸値が高くなってしまった状態が長く継続することで発症します。

 

ですから痛風を防ぐには尿酸値を正常な値でコントロールすることが必要です。

 

 

とはいっても、尿酸値が高いor低いという前にまずは尿酸値の正常値や異常値を知っておかなければなりません。

 

尿酸値の上昇が痛風の引き金になるのであれば、まだ痛風になっていない人も自分の尿酸値がどのくらいは知っておきたいところでしょう。

 

尿酸値は確かに低いほうが健全ですが、低すぎても駄目なのが難しいところ。1.5r/dl以下になると低尿酸血症となり、尿路に石が出来てしまうからです。

 

 

1996年に国内で開かれた大きな会議で6・7・8のルールという痛風と尿酸値の関係について定められたルールでは、血清尿酸値が7r/dl以上の場合に尿酸血症であるとされました。

 

また、同ルールでは治療開始を考慮する基準を8.0r/dl以上とし、治療の際に尿酸値のコントロール目標を6.0r/dl以下としました。

 

これらの数字に由来して「6・7・8ルール」というわけですね。

 

その後、これを基にして細部がつめられて2002年に『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第一版』が作られました。

 

この治療ガイドラインでは高尿酸血症の治療方針が定められているので興味のある方は一度目を通して見てください。

 

なお、ガイドラインは2010年に第二版が作成され、12年には追補版が作成されましたが、第一版から大きな変化は無いそうなのでそこはご安心を。

 

ただ、ここで注意が必要なのは、この治療ガイドラインは可能な限り証拠に基づいて作成されたものとはいえ、必ずしもガイドラインの言う通りにしなければならないというわけではない点です。

 

 

あくまで治療の基準であり、患者さんには個人差があるので主治医とよく相談することが何よりも大事です。


このエントリーをはてなブックマークに追加 

痛風に良い食べ物.com

関連ページ

女性が痛風になりにくい理由
痛風といえば昔から日本では伝統的に男性の病気として認識されてきましたが、今でもそれは変わりません。しかし、なぜ痛風は男性の病気なのでしょうか?単純にアルコールを飲む量が男性の方が多いから?実際のところはどうなのでしょうか?
痛風は何科で診てもらう?
激しい痛みや腫れを伴う痛風。その見た目からついつい外科での診療を検討しがちな病気ですが、そもそも痛風って本当に外科でいいの?と疑問を抱く方は多いようです。そこで、ここでは痛風は何科で診てもらえばいいのか、ご説明したいと思います。
痛風とラーメンの話
ジャンクフードの代名詞として知られるラーメン。痛風であるならば絶対に避けるべきメニューの一つですが、そうは言ってもどうしても食べたいときは必ずあります。そんなとき、どうすればいいのか?ここでは痛風患者におススメのラーメンの食べ方を伝授します。
痛風が贅沢病と言われる理由
世の中には病気の別名と色々なものがあります。生活習慣病はその代表的な例で、普段の悪しき生活習慣が病気の原因になっていることを分かりやすく表しているので多くの人に理解されていますね。その一方で中々理解が進んでいないのが、痛風を贅沢病と呼称する理由です。確かに痛風はお酒を飲む人がかかる確率が高いので分からないでもありませんが・・・なぜ痛風は贅沢病と言われているのか。その理由を解明します。
痛風になりやすい年代
痛風は主に中高年の男性がなりやすいものだと思われています。確かにそれはデータからも明らかなのですが、実は最近中高年以外の痛風患者が増えていることを皆さんはご存じでしょうか?ここでは痛風になりやすい年代について解説します。
血清尿酸値と尿中尿酸値の違い
血清尿酸値と尿中尿酸値の違いを皆さんはご存じですか?色々な場面で聞いたことはあるけど詳しくは知らない・・・という人がほとんどだと思います。そういえばこの尿酸値はどのようにして計測するのでしょうか?ここではそんな今まで意外と知られてなかった尿酸値の測り方を解説します。
高尿酸血症の恐怖
当サイトは痛風に効く食べ物を中心に扱っていますが、本当の意味で怖いのはもしかしたら高尿酸血症かもしれません。そこで、ここでは痛風の背後にある原因ともいえるそんな高尿酸血症について今一度おさらいしてみたいと思います。
痛風発作の対処法
ある日ある時突然やってくる痛風発作。初めてこれを体験した時は一体何事かと驚いて悲痛な思いをした人は多いのではないでしょうか?ここではそんないつどこでやってくるか分からない恐ろしい痛風発作について、その対処法と応急処置について説明していきます。