一生で飲める酒の量は決まっている

休肝日に意味はない。人間が一生で飲める酒の量は決まっている

人が一生で飲めるお酒の量は決まっている

一生で飲める酒の量

 

毎晩の晩酌が欠かせない・・・

 

日々の仕事を終えて一人静かに傾けるお酒は本当に美味しいものです。

 

同僚などと飲みながら腹を割って話すのも実に有意義なもの。新年会などでたまには目を外したり、結婚式で皆で杯片手に祝うのもとても幸せな時間です。

 

ただし、お酒にはいつも意識しておいてほしいことがあります。

 

それはアルコールは蓄積毒である、ということです。

 

人生単位で見るとお酒の限界は必ずある

 

蓄積毒とは水銀やタバコと同じようなもので、飲めば飲むほど体内に溜まって負担を増していくというものです。

 

つまり、一生涯に分解できるアルコールの量は決まっているということです。

 

その仕組みは以下のようになります。

 

 

私たちの体はよく出来ていて、傷付いた箇所があれば自然とその傷ついた部分を治そうとする働きが機能します。これを創傷治癒効果といいます。

 

例えば軽い火傷を負ったらその箇所は真っ赤になって腫れて痛みます。これを炎症といいます。

 

しかし、数日から数週間も経てば赤みも痛みも引いて火傷の箇所は綺麗サッパリ元の状態に戻ります。これは皮膚が細胞分裂を起こして新しい皮膚を作り上げたからです。

 

 

アルコールを飲むとこれと同じような現象が肝臓にも起こります。

 

飲酒によって負荷を負った肝臓は火傷した皮膚と同じように細胞分裂を繰り返します。私たちが「肝臓でアルコールが解毒・分解された」と言うのも、何を隠そう細胞分裂のお蔭です。

 

肝臓

 

しかし、問題は肝臓が一生涯で解毒できるアルコールの量は決まっているというところです。

 

毎日少しづつの晩酌でもその総量が限界を超えれば肝臓が細胞分裂しなくなり、硬く固まってしまいます。

 

 

肝硬変です。

 

 

肝硬変になると痛風どころか肝臓がんのリスクにも晒されるようになります。

 

肝臓のこの仕組みを知ると世間でよく言われている休肝日というものが如何に意味が無いかがよく分かりますね。

 

確かに休肝日を設ければ弱った肝臓の機能を一時的に戻すことは可能ですが、蓄積されたアルコールと肝臓の傷は元に戻りません。

 

 

お酒との上手な付き合い方

 

人体が一生涯に分解できるアルコールの量は男性で500キロ、女性では250キロと言われています。

 

 

これを具体例を挙げて考えると、日本酒の四合瓶やワイン一本のアルコール含有率は0.1キログラムです。

 

仮に毎日ワイン一本を開けるような生活を送っていたとすればわずか14年で肝臓の許容量をオーバーするので、二十歳で飲み始めた人は三十四歳でもう肝硬変の予備軍というわけです。

 

ではどうすれば楽しく安全にお酒と付き合えるのか?

 

まず、第一に「ここぞ!」という時しか飲まないようにするのが一番です。

 

冠婚葬祭の場や周囲とのコミュニケーションを円滑にする飲み会の場ではガッツリ飲んで、習慣化している帰宅後の晩酌や立ち飲みを止めるだけでも飲酒量の合計はかなり減らすことができます。

 

しかし、そうはいっても酒の席以外でも自宅で毎日飲みたいという方もいるかと思います。

 

そういう場合は酒を飲む時間をキッカリ設定するのも一つの手です。

 

夜7時から食事を始めたら9時にはお開き。外食の時も2次会にはいかない。帰宅後は速やかに就寝。

 

こうしたメリハリをつければ飲酒量も自然と節度あるものになるので毎日飲んでも合計量は程々に抑えることができるようになります。

 

人間が一生のうちに飲めるお酒の量は決まっている、と書くと飲酒に対して腰が引けてしまいますが、何もお酒を飲むことが全く駄目というわけではありません。

 

お酒は付き合い方一つで毒にも薬にもなる諸刃の剣です。

 

 

自分の体について正しく知って、適切な付き合い方をしたいものですね。



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